バレーボール女子世界最終予選メンバーの期待度と弱点評価!
リオ五輪のバレーボール世界最終予選がいよいよ5月14日
(土)からはじまります。今回は全日本女子のメンバー
についての紹介と、展望を書きたいと思います。
キャプテンは引き続き木村沙織で、今予選では中心選手
として活躍が期待されます。リオで4回目のオリンピック
挑戦になりますが、まだ20代で体力的な心配はないでしょ
う。
当然、木村沙織の活躍が日本代表全体の調子を左右する
のは間違いなく、攻撃面ディグ面で欠かせない選手です。
他国からは常にマークされる選手なので、スパイカー
では古賀紗理那や長岡望悠への分散がカギです。
攻撃面は古賀紗理那への期待が高まっています。最終
予選だけでなく、オリンピック出場した場合強豪を倒す
には古賀紗理那の活躍なしに不可能です。
昨年のワールドカップでは、古賀紗理那は特に破綻は
なく大器の片鱗を見せました。今回はWCの貴重な経験
を生かして冷静に得点を上げるかが注目です。ただ守備
面だけは不安なので内瀬戸真実や鍋谷友理枝を適度に
挟むと予想されます。
セッターについては、経験実力ともに宮下遥に頼るしか
ないでしょう。世界最終予選は長丁場なので佐藤美弥や
田代佳奈美のどちらかが交替要員で起用されるかもしれ
ませんが、竹下のように宮下は基本一人で責任を負うで
しょう。
スパイカーでの期待選手は、長岡望悠になるでしょう。
以前は荒削りでアタック決定率は高くありませんでした
が、昨年のWCあたりから精度が高くなっています。仮に
止められてもメンタルが強いのでここ一番では決めてく
れるでしょう。
あとは、石井優希も期待です。この選手はパワーがあり、
かつうまい選手なので安定した戦いができるかどうかを
この選手が握っています。ただ、たまに凡ミスもあるの
で常時出場できるかは微妙です。
その他に、五輪経験がある江畑幸子と迫田さおりが登録
されていますが、どこまでできるかまたケガなく万全で
出場できるかは微妙なところです。
内瀬戸真実は、眞鍋監督好みの選手で、悪い流れを変え
たいときに起用されるでしょう。背は低いですが、かつ
ての高橋みゆきのような存在で大活躍する時もあります。
ミドルブロッカーは、大竹里歩、山口舞、島村春世、
復活の荒木絵里香が登録されていて、たぶん大竹里歩
が常時出場し、山口舞と島村春世で併用し、ブロック
要員として荒木絵里香でしょう。とにかく大竹と島村
に頑張ってもらいたい。
リベロは佐藤あり紗に期待したい。久々の日本代表復帰
で実力美貌共に抜群です。座安については元気はあるも
ののケガ持ちで動作が鈍いので、佐藤あり紗で常時いって
もらいたい。
何があるかわからないものの、アジア1位または全体で
4位以内はまず間違いなく、オリンピック出場を決めると
思うが、韓国やタイに負けないように安定した戦いを
序盤のペルー、カザフスタン戦から調子を上げてもらいた
い。