ワールドカップバレーボール2015出場国の紹介と放送日程は?

ワールドカップバレーボール2015は、8月22日(土)から9月23日
(水・祝)にかけての約1か月間、日本各地の会場で開催されま
す。

ワールドカップバレーボール2015とは、国際バレーボール連盟
(FIVB)が主催する4年に1度の世界大会で、オリンピックや世界
選手権と共にバレーボールの国際3大大会として権威と歴史が
あります。

このワールドカップに出場できる国は、男女とも12チームで、
開催国の日本と世界選手権の優勝国、各大陸予選を通過した2か
国とリオ五輪開催国のブラジルとなります。

この12チームの中で総当りのリーグ戦を各1試合行い、最終的
に上位2チームになった国が、2016年リオ五輪の出場権を獲得し
ます。これまでは3チームでしたが、世界の強豪であるブラジル
が無条件で出場するため2チームになったのだと思います。

女子は、8月22日~9月6日、男子は、9月8日~9月23日に開催され、
テレビ放送は生中継され、地上波ではフジテレビ独占中継、その他
BSフジやフジテレビワンツーネクストでも放送される予定です。

ワールドカップバレーは、毎回日本で開催されていますが、これは
過去日本はバレーの強豪でバレー人気もあることもあり、永久的に
日本で開催することがあらかじめ決められているという話を聞いた
ことがあります?間違っていたらすいません。

ですから、日本のバレーは世界に恥じない実力を常に維持していか
ないといけない使命があるのですが、世界ランキングから見れば、
全日本男子は21位(6月現在)と出場できる資格があるかどうか
疑問符が付きます。

それに比べて、全日本女子は4位と健闘しており、日本のバレーは
女子の活躍で何とか面目を保っています。何とか男子の方も大幅な
若返りも図ったようなので、リオ五輪出場を目指して頑張ってほしい
と思います。

6月22日時点のワールドカップ出場国は以下のとおりです。
★女子出場チーム

日本(開催国)

アメリカ(2014女子世界選手権優勝)

中国(アジア)
韓国(アジア)

ケニア(アフリカ)
アルジェリア(アフリカ)

ロシア(ヨーロッパ)
セルビア(ヨーロッパ)

アルゼンチン(南米)
ペルー(南米)

ドミニカ共和国(北中米)
キューバ(北中米)

★男子出場チーム

日本(開催国)

ポーランド(2014男子世界選手権優勝)

イラン(アジア)
オーストラリア(アジア)

アフリカ未定(2チーム)

ロシア(ヨーロッパ)
イタリア(ヨーロッパ)

ベネズエラ(南米)
アルゼンチン(南米)

カナダ(北中米)
アメリカ(北中米)

女子の方で気になるのは、やはりヨーロッパの強豪国が2チーム
しか出場できないところでしょう。
トルコやドイツ、イタリア、ポーランドあたりは出場してもおかし
くない実力がありますが、枠の関係で出れないのは少し改善が必要
かなと思います。

あと、アフリカ枠の2チームは侮れませんが、少し実力が劣っている
ような気がします。南米枠は、ブラジルと他の国の実力の差がありすぎ
る感じです。

日本に関しては、キャプテンの木村沙織を中心にセッターの宮下遥、
ウィングスパイカーの長岡望悠や石井優希など若手ながら経験豊富
な選手が揃っています。

ロンドン五輪銅メダルメンバーの江畑幸子は最近ケガしたようですが、
心配です。何とかワールドカップには間に合って欲しいと思います。

また10代の若手コンビとして、古賀紗理那と宮部藍梨はメグカナコ
ンビに匹敵すると言われています。
東京オリンピックに向けても楽しみな選手だと思います。



3 Responses to “ワールドカップバレーボール2015出場国の紹介と放送日程は?”

  1. バレー協会元役員 より:

    男子も女子もヨーロッパ2枠は少ないですね。

    アフリカは2枠も要らないと思います。1枠でいいですよ。

    2019年大会も日本で開催されますから、このあtりを改善してほしいですね。ヨーロッパ3枠、アフリカ1枠。他は従来通り。

    これでいきましょう。

  2. バレー協会元役員 より:

    開催国:日本と世界選手権優勝国1枠。 

    これは素晴らしい判断だと思います。

    残り10枠を各大陸間にどのように割り当てるかが非常に重要になると思います。これを間違うと、大会のレベルと権威が確実に下がります。

    まず、アフリカ勢は1枠でいいと思います。五輪も世界バレーもほとんど勝てませんから。この状況は30年以上前から変わっていません。

    ヨーロッパも3枠でいいと思います。12ケ国参加なら3枠でしょう。

  3. バレー協会元役員 より:

    私の提案は2019年大会からW杯バレーを16ケ国に拡大してみてはということです。

    開催国である日本と世界選手権優勝国の合計2枠が決まります。

    次に各大陸の1位と2位の2カ国に出場枠を与え、10枠でよね。

    残り4枠を参加が決まっていない他の世界ランク上位4カ国に与える。(ここは大陸間のバランス調整をしない。)

    15試合の総当たり戦(シングル・ロビン)でいきましょう。

    開催日は11月1日に戻すべきです。8月、9月はプロ野球の開催時期と重なるので、避けるべきだと思います。

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