南海トラフ地震の前兆?熊本地震と九州の地震活動について考察
東日本大震災並みのマグニチュードが予想される南海
トラフ地震の危険が迫っています。熊本地震や九州全
体の地震が南海トラフと関係しているかとても気になる
ところです。
熊本地震が南海トラフ地震の前兆現象なのかをいろいろ
な情報を整理してまとめてみたいと思います。
熊本地震が起きたところは、中央構造線断層帯というと
ころで起きています。ちょうど震源地は断層の上に位置
していて、断層帯は地震発生のメカニズムを知る上で重
要な地域になります。
南西方向には、沖縄トラフの北側がさしかかり、九州全体
や熊本周辺に大きな影響を与えています。そして、南海ト
ラフは、陸側へフィリピン海プレートが沈み込み、南海ト
ラフから北西方向に力がかかり、内陸直下型地震の発生を
生み出す要因になっています。
南海トラフが熊本地震に与えた影響については賛否あり、
どの考えが正しいかは断定できません。基本的に大地震
の予測は不可能なので地震学者の見解はあてにできません。
ですが、わたしの考えでは、南海トラフが熊本地震に与えた
影響は少なからずあるのではないかと思っています。南海
トラフから北西方向に絶えず力が加わって、中央構造線や
沖縄トラフにも刺激を与えている可能性があります。
もし、熊本地震が南海トラフ地震の前兆だとすれば、南海
トラフの大地震はいつ起きてもおかしくない状況とも言え
ます。昭和南海地震から月日が経っていますから、相当な
ひずみがたまっている可能性があり、将来必ず起きると思
って間違いないと思います。
地震体感予知で有名な紫式部さんやミッヒーさんも南海ト
ラフ地震が近々に発生すると予言しています。今後も熊本
地震はしばらく余震が続き、その他の地域も内陸型の直下型
地震が起きる可能性があります。
地震予知で有名な村井氏の予測によると、南海トラフは
レベル3(震度5以上の地震が発生する可能性が高い)と
なっています。以前はレベル4になっていましたが、レベル
ダウンしています。ですが、油断は禁物です。