台風11号 米軍とヨーロッパの進路予想2015 上陸不可避の悪夢!?

台風11号が日本を直撃しそうです。四国が予報円の中心で本州を
含めていずれかの南岸に上陸し、猛烈な暴風と豪雨が襲う可能性
があります。

大型で強い台風11号の最新情報によると、7月13日9時には、沖ノ
鳥島近海にあり、ゆっくりとした速度で北北西へ進んでいます。
中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は
60m/sです。

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※画像は、ウェザーマップより引用
※画像クリックで拡大できます

台風11号は、今後発達して非常に強い勢力となり、引き続き日本
の南を北上する予報となっています。台風情報は日々変更されて
いて、昨日より東寄りの進路に変わっていて警戒が必要です。

アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報
では、17日0時に大分県付近を中心とした予報円を発表しています。
日本の予報よりは西寄りの進路を予想していて、こちらの情報にも
注意が必要です。

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※画像は、米軍より引用
※画像クリックで拡大できます

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の最新情報によると、16日か
ら17日にかけて、四国~九州に接近する予報図となっていて、こちら
も日本の予報より若干西寄りの進路予想となっています。

■7月15日(水)

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■7月16日(木)

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■7月17日(金)

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※画像は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)より引用
※画像クリックで拡大できます

台風11号は依然ゆっくりとした速度で進んでいますが、進路を北寄
りに変えたことで新たな動きが出てきました。台風の予報円が日本
列島に絞られたことで、上陸の可能性がより高まってきました。

また、今後一時的に弱まった勢力が再び強まる予報が出ていて、日本
の南岸に接近する頃には940~950hPaという危険な勢力で直撃すると
思われ、厳重な警戒が必要です。

台風11号で危険なのは速度がゆっくりしているところで、日本に接近
してもあまりスピードを上げない可能性があって、暴風や大雨が長く
続く恐れがあり、災害の発生が懸念されます。

進路予想で気になる点は、現時点で四国を直撃するのが大方の予想で
すが、台風9号でもそうでしたが、北緯30度を越えたあたりから東寄り
に変える傾向があり、今後の進路次第では東海や関東に接近する可能
性もゼロではないと思っています。

いずれにしても日本を直撃するのは不可避で、勢力が強く大型なので
広範囲で台風の直接的影響があると思われます。



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