台風11号 米軍とヨーロッパの進路予想2015 特別警報クラスか!?

台風11号が今後さらに発達し、四国付近に上陸する見込みです。
気象庁は発表しないかもしれませんが、特別警報クラスの暴風と
大雨が、四国、大阪、広島あたりを襲うと思います。

大型で強い台風11号の最新情報によると、7月14日3時には、日本
の南にあり、毎時15kmの速度で北北西へ進んでいます。
中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は
60m/sです。

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※画像は、ウェザーマップより引用
※画像クリックで拡大できます

台風11号は、今後発達して今日(14日午後)にも非常に強い勢力
となり、北上を続けると予想されています。金曜日(17日)未明こ
ろに四国周辺へ接近すると思われます。

アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報
では、16日18時に四国足摺岬付近を中心とした予報円を発表してい
ます。昨日よりも東寄りに予報が変わりましたので、最新の情報に
注意が必要です。

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※画像は、米軍より引用
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ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の最新情報においても、17日
にかけて、四国に接近する予報図となっています。台風から離れた
大阪など近畿も強い雨雲がかかり暴風が吹くと思われます。

■7月16日(木)

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■7月17日(金)

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※画像は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)より引用
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台風11号は進路を北寄りに変えてから、それまでの停滞から若干速度
を上げてきました。今後も海水温の高い海上を進むので、新たなエネ
ルギーを得て、さらに発達すると思います。

今のところ、四国に上陸すると思われますが、近畿から九州の広い範
囲で大雨や暴風となり、東海や関東でも大雨や強い風が吹き、荒れた
天気になると思います。

台風11号は危険な台風で、四国などに上陸する頃でも940~950hPaぐら
いの勢力を維持した状態で接近すると思われ、特に暴風に関して注意
が必要だと思います。

また、高波や大阪湾では高潮にも注意が必要だと思います。特に四国
山地や紀伊山地の南東斜面で長時間豪雨となり、記録的な大雨が予想さ
れます。

大阪や神戸、岡山や広島などの都市部では排水が追いつかず、道路は
冠水、地下鉄や地下街にも水が流れ込んだりして都市型災害が懸念され
ます。

四国以外の広島や大阪といった瀬戸内海地域など西日本の内陸では久し
く大きな台風が来ませんでしたが、今回の台風11号は上陸しても強い勢力
を維持したまま、広島などに直撃すると思われるので、台風に馴れていな
い地域で被害が心配されます。

台風11号は日々予報図が変更されているので、毎日テレビやネットの台風
情報を確認する必要があります。



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