台風11号 米軍とヨーロッパの進路予想2015 関東直撃か!?
台風11号が勢力を強めながら日本に向かって北上しています。
日本のはるか南の海上を西寄りに進んでいますが、来週以降に
関東地方へかなり接近する予報が出ていて警戒が必要です。
非常に強い台風11号の最新情報によると、7月7日21時には、トラ
ック諸島近海にあり、毎時25kmの速度で西北西へ進んでいます。
中心気圧は925hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は
70m/sです。
※画像は、日本気象協会 tenki.jpより引用
台風11号は、今後、8日3時にはトラック諸島近海に達し、9日から
10日にかけては、マリアナ諸島近海を西北西に進むと予報されてい
ます。
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報では、
台風11号は、12日12時には、硫黄島のすぐ南の海上まで進んで、本州南
岸へかなり接近してくる予想となっています。
※画像は、米軍より引用
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の最新情報によると、来週の16日
(木)頃に関東地方を直撃する予報図となっています。
仮に関東地方に接近する場合、来週14日(火)あたりから台風11号の直
接的影響が出始めて、その後暴風が吹き荒れる可能性があります。
■7月13日(月)
■7月14日(火)
■7月15日(水)
■7月16日(木)
■7月17日(金)
※画像は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)より引用
現在、日本の南海上には3つの台風がありますが、まずはじめに日本に
影響を及ぼすのが台風9号で、沖縄地方はかなり接近する可能性が高まっ
ていて、多少離れて通過したとしても勢力が強いので暴風が吹き荒れる
と思います。
台風10号に関しては、日本への直接的影響はないと思われ、心配の必要は
ないと思います。
問題は、台風11号で今後日本の本州へ大きな影響を及ぼす可能性があります。
台風11号は925hPaと急速な発達をしていて、今後もさらに発達されると思
われ、今後関東などに接近することがあれば特別警報クラスの勢力である
可能性が高く、厳重な警戒が必要となってきます。
夏台風は進路などが迷走することも多いので、最新の台風情報をチェック
する必要があります。