台風11号 米軍進路予想2015 危険な兆候が!?
台風11号が、日本のはるか南の海上をゆっくりした速度で西へ進ん
でいます。日本の南海上には3つの台風がありますが、3つの中で
も一番危険で、日本本土に影響を及ぼす可能性があるのが台風11号
だと思います。
台風11号の最新情報によると、7月5日9時には、マーシャル諸島にあ
り、毎時20kmの速度で西へ進んでいます。中心気圧は992hPa、中心
付近の最大風速は20m/sです。
※画像は、ウェザーマップより引用
※画像は、ヤフーより引用
台風11号は、今後、マーシャル諸島近海をゆっくり西へ進み、8日9時
には南鳥島近海に達すると予報されています。
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報では、
台風9号より東寄りに進む予報図となっており、日本本土に向かう兆候
が予報図から伺えます。
※画像は、米軍より引用
ウェザーマップの気象予報士によると、台風9号よりも発達する可能性が
あると予想していて、今後の進路に注意する必要が出てきました。
日本本土に影響があるとすれば、来週末(10日以降)から再来週にかけて
と思われ、最新の台風情報に注意して備えておく必要がありそうです。
個人的な予想になりますが、四国から九州にかなり接近してその後偏西風
の影響を受けて、東に向きを変える可能性もあると思っています。
台風9号のように東シナ海へ抜ける進路も考えられますが、予報図と過去の
経験から勝手に考えてみますと、かなり九州~四国に接近するのではないか
と感じています。
台風11号、台風10号、台風9号の3つの台風が今後注意ですが、この3つの
台風の北上によって、梅雨前線が活発化し大雨の被害が懸念され、さらに
台風によって前線が北上して日本海側でも大雨の影響が出てくるような気が
します。
この3つの台風が日本を通過した頃には、梅雨前線も北上して梅雨明けの兆
しが見えてくるかもしれません。また台風が熱帯の空気を連れてきて、日本
は猛暑になっていく可能性があります。
当面は、沖縄地方に住んでいる人は台風9号の警戒が必要で、本州への直接的
影響の可能性が高い台風11号は、来週末から警戒が必要でしょう。