台風12号 米軍進路予想2015 迷走台風発達!週末列島直撃へ!?
台風12号が昨日台風に復活してから急激に勢力が発達してきまし
た。一時は熱低になりかなり衰えていましたが、雲の渦もしっか
りしてきて、日本列島に週末近づく予想が出ています。
強い台風12号の最新情報によると、7月21日18時には、硫黄島の
南南東約270kmにあり、毎時20kmの速度で西へ進んでいます。
中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速
は55m/sと勢力が増しています。
※画像は、ヤフーより引用
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台風12号は、今後22日15時に硫黄島の西南西約290kmへ、23日か
ら24日にかけては日本の南を西北西に進むと予報されています。
※画像は、ヤフーより引用
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5日間予報では、まだ予報円が大きいものの、週末には台風が
日本列島に接近するのは間違いなく、週末にある隅田川花火大
会など全国の夏まつりに影響するかもしれません。
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新情報
によると、26日6時には四国の足摺岬近くまで接近する予報図となっ
ています。日本の予想よりも予報円の中心が西寄りになっています。
※画像は、米軍より引用
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ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の最新情報でも、25日から
26日にかけて日本列島に接近する予報図となっています。
ヨーロッパの予想では、日本に接近する頃には衰える予報図となっ
ています。しかし、日々台風予報図は変更されているので最新情報
に注意が必要です。
■7月24日(金)
■7月25日(土)
■7月26日(日)
※画像は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)より引用
台風12号は、台風に復活してから急激に勢力を強めており、危険な
台風になってきました。ただ、今後はあまり発達しないで、日本列
島に接近する頃には衰えて近づくと予想されています。
台風の衛星写真を見ると、台風の目のような存在も確認されてもう
しばらくは発達するのではないかと思います。台風12号はこれまで
勢力が弱まったり強まったりを繰り返していましたが、ようやく先
が見えてきた感じがします。
現在、台風の予報円が東北から九州までと広く、どこに向かうかわ
からない状態です。今後は、台風の勢力と太平洋高気圧の強弱によ
って進路が定まるのではないかと思います。
仮に東海から関東に接近した場合は、太平洋沿岸は台風12号が多少
衰えても暴風が吹くことは考えれます。台風12号は小型なので台風
の影響は限られた範囲内ですが大きな影響が予想されます。