地震予知の早川氏 最新予測で8月の警戒地域は?
地震予知で有名な早川氏は、有料アプリ「地震解析ラボ」で
毎週予測を出しているのですが、8月の最新情報を差し支えな
い範囲でご紹介します。
今日8月1日は、宮城沖で最大震度3を記録するなど、茨城県
南部にかけて3回ほど小規模な地震がこの地域に集中して発
生しています。
※画像は、ヤフーより引用
※画像クリックで拡大できます
早川氏の地震解析ラボでもこの地域は警戒地域として予測を
出しており、岩手沖から福島沖にかけて8月上旬は引き続き
注意を呼びかけています。
先月の7月中も、青森沖から千葉東方沖にかけては最大震度が
震度3から震度4の地震が頻発していて、東日本大震災以来、こ
の地域は地震の多発地帯として今後も要注意地域であることは
間違いないです。
特に宮城沖は、過去にも大きな地震が発生し、東日本大震災の
震源にも近い地域なので、津波の警戒も含めて常に緊張を強い
られる地震の多発地帯です。
早川氏の最新予測では、宮城沖を警戒地域にしているようなの
で今後も震度3クラスは頻発するのではないかと思います。
宮城には女川原発もあり、福島原発も含めて大津波など何が起
きてもおかしくない状況が続いていると思います。
その他の地域としては、近畿~四国にかけての紀伊水道で強め
の地震が発生するのではないかと予測を出しています。このあた
りは南海トラフとも絡んでくるので、巨大地震につながらない
か心配されます。
南海トラフの巨大地震については、東大の村井教授も警戒地域
に指定していますし、地震体感予言者のミッヒー氏も今年あた
りを予言していますので、東日本大震災並みの巨大地震がいつ
起きてもおかしくありません。
南海トラフの巨大地震が仮に起きれば、四国や近畿の太平洋岸
は大きな津波に襲われ、海底の巨大プレートが大きく動くだけ
に、入りくんだ湾によっては高さが最高30Mに達するという話
を聞いたことがあります。
高知や徳島の人で海岸に住んでいる人は、南海トラフの対策も
まだ不十分だと思うので、このような津波の話を聞けば、半分
あきらめのような感情を抱くと思います。
もし、早川氏が南海トラフの巨大地震の予兆を捉えれば多くの
人の命を助けることになりますが、残念ながら早川氏の地震予
知は毎月利用料を払った人しか情報を得られないので救われる
命も救えないかもしれません。
早川氏の地震予知は、一定の的中率を誇っていますし、多くの
人に「地震解析ラボ」の有料アプリを利用してもらいたいと私
も思っていますが、偏見の声があるのは事実ですし、今後の運
用面でもう少し改善していく必要があると思っています。
今年の10月には、首都直下地震や富士山大噴火を予言している
人もいるし、南海トラフの巨大地震が予言どおり起きないか心
配なので、もっと国が地震予知に研究費を出して、民間の予知
機関にも補助金などを出したりして対策を立てないとだめだと
思います。