火山噴火の予言はありえない!?火山学者の予測には要注目!
鹿児島県口永良部島の新岳で大噴火発生し、火砕流まで流れる被害が突如
起きてしまった。口永良部島の島民は、過去にも噴火が頻発していたので
避難も速やかに行われ、特に大きなけが人が出なかったがあまりにも急だ
ったので驚いた人が多かったと思う。
口永良部島の噴火を見ても、火山噴火の予測は困難で、最低限いつでも避難
できる態勢を自治体や住民が整えておくことぐらいしか対処する方法がない
のが現状である。
昨年の御嶽山の噴火では小規模な水蒸気爆発であるにもかかわらず、頂上付近
で登山を楽しんでいた人が逃げる暇もなく、戦後最大の火山死傷者を出してし
まったが、何も気象庁が噴火警戒レベルを出していなければ何もできないという
のが火山のこわいところである。
阿蘇山でも最近小規模な噴火があり火山活動が続いているが、多くの観光客が
阿蘇山の火口付近まで行くことが多く、実際私自身も硫黄漂うガスの中、火口
まで行ったことがあるが、もし火口付近で大噴火にあってしまったら逃げ場は
ない。火山の予測が難しいので、突如思わぬ惨事に出会う火山が日本のいたる
ところに存在している。
箱根山の噴火も東京など人口の多い関東に近いことから注目されているが、最近
は特に大きな噴煙もなく落ち着いているものの、いつ何が起きてもおかしくない
と考えておく必要がある。
その箱根山と地下のマグマでつながっていると言われている富士山の火山活動が
最近注目されている。
その富士山の噴火を予測している松原照子さんという人がいるらしい。
富士山の噴火は、世界遺産登録につられるように2014年から2016年、
または2021年までに起きると発言している。あまり根拠はなさそうなので
無視してもいいと思うけれでも、箱根山の火山活動が活発なのでその近くに
ある富士山で大噴火が起きてもおかしくないので予測を全否定できないと思う。
富士山がもし大噴火を起こしたら、偏西風に乗って噴石が東京を含む関東
一円に広がり、火砕流は横浜まで達すると予想されているからとんでもない
ことが起きる可能性がある。あの東日本大震災の比ではない被害が出ることは
明らかである。
富士山は現在休火山になっているが、江戸時代と平安時代の2回
大噴火を起こした過去があり、それほどむかしとも言えないので
いつ何が起きても対処できるように心構えは必要である。
地震の予知に関しては徐々に研究者のレベルが上がる一方で、火山噴火の予測に
関しては研究者が不足していて現状後手後手になっているのが事実でしょう。
富士山の噴火も含めて全国の火山観測を重視していかないといけない。
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