熊本地震の今後を予想!地震予知村井氏の最新予測も詳報!
熊本地震が発生してから約2週間が経過しました。ですが、
依然として余震が続いています。その余震も比較的強いもの
が多く、29日には大分で震度5強を記録しました。
熊本地震は今後収束していくのか気になるところですが、
地震予知の権威、東大名誉教授の村井氏の「週刊MEGA地震
予測」の最新予測を参考にしながら、ざっくりと今後に
ついて整理してみたいと思います。
村井氏の予測によると、熊本県・大分県・宮崎県周辺は
警戒レベルアップ地域に指定され、震度5以上の地震が発生
する可能性が極めて高いとされるレベル4になっています。
村井氏は、今回の熊本地震の予測を事前に指摘していません
でしたが、一連の地震を受けて熊本周辺区域を警戒レベルに
しました。
村井氏の地震予知は、ミスターサンデーや雑誌などで取り上
げられて過去に大まかながら地震発生を的中させてきたこと
から、現時点では地震予知学者としてとても注目されています。
有料の「週刊MEGA地震予測」を毎週配信していて、わたしも
購読しているのですが、その地震予測手法は少し素人には難
しいものがあります。
村井氏は、測量工学的アプローチで地震の前兆現象を捉えて
いく手法で、熊本周辺では以下の画像のようにひずみがたま
っていて今後も地震が起こる可能性があると言及しています。
この画像を見ると、熊本だけではなく、大分や宮崎など広範
囲に余震が起こる可能性があることが読み取れます。東日本
大震災では地震発生後長期間にわたって余震が発生していた
ので今回の熊本地震も余震が長引き、また新たな地震を誘発
する可能性も否定できません。
南海トラフとの関係は、今回の熊本地震との関連性は少ない
との見解が大勢ですが、沖縄トラフとの関係性は指摘されて
いて連動が心配されます。
熊本地震の活断層は、南海トラフよりも沖縄トラフの北側と
つながっていると思われていて、予測されている南海トラフ
大地震とは別に考えていいのではないかと思います。