箱根山が噴火したら被害はどうなる!?東京、横浜、埼玉は?
箱根山が火山活動を活発にしてから約3週間が経過した。
火山活動は今もなお沈静化しておらず、警戒が解かれていない
状況となっている。
この前に発生した御嶽山の悲劇があったこともあって、今回は
被害を未然に防ぐために立ち入れ規制が強化されている。
5段階の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)が継続されていて
地元の観光業者関連の人は頭を悩ませている。
風評被害を何とか食い止めるために県などの行政も努力していて
、周辺の温泉街も積極的に観光客を受け入れているが、火山性
地震が多いときで1日で500回もあり今も継続しているので
不安感が拭いきれていない状況にある。観光客も有感地震がいつも
起きていたら観光どころではないと思うので、何らかの対策が
必要だと思う。
箱根山は、神奈川県の箱根町にあり、地図を御覧になっていただく
とわかりますが、富士山にとても近いです。かつて富士山で噴火が
起きたときは、東京など関東一帯に被害が及んでいますから、富士山
に近い箱根山が大噴火を起こすようなことがあればどういう状況に
なるかだいだい理解できます。
しかし、気象庁によると「もし噴火が起きても、小規模な水蒸気爆発
にとどまる」と発表しており、火砕流が横浜まで流れ込んだり、噴石
が東京や埼玉まで飛んでくることは今回の場合は可能性が低いのでは
ないかと考えられています。
ただ、火山活動も地震と同じく予知は難しく、ある程度おおまかな
予想はできてもいつどれぐらいの規模の噴火が起きるかは気象庁でも
予知できないと思います。
実際、御嶽山の場合、火山予知の設備や人員も十分でなく、多くの
死傷者を出してしまったわけですから、今回の箱根山も油断はでき
ません。過去には、横浜まで火砕流が来たとか、千葉や茨城まで火山
灰が飛んできたという箱根山の噴火実績もあることから何がおきても
不思議ではありません。
一番恐いのは、この箱根山の火山活動が富士山の噴火を誘発したり、
東京直下型地震、東海地震や東南海地震を引き起こす予兆ではないか
ということであり、火山大国・地震大国日本の被害対策は急務となって
いる。
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